暦を実数にする
Earth Date
NEPPはEarth Date(ED)を次のように定義します。
Y:Earth Yearλ:太陽の見かけの地心黄経(0° ≤ λ < 360°)
Earth Yearは3月分点から始まります。整数ラベルには、その3月分点を含む
グレゴリオ暦の年を使います。したがって2026.0は2026年の3月分点、
2026.5は軌道角としてその半周後を表します。
なぜ連続値なのか
年月日時分秒は、人間の生活や行政には便利です。一方で、単位の繰り上がり、 月ごとの日数、時間帯など、現在を一つの量として扱うには多くの規則があります。
Earth Dateはこれらを置き換えるものではありません。地球の年周運動を基準に、 「いま」を一つの実数として眺める、別の座標です。
SI秒に対して一様ではない
地球の公転速度は一定ではないため、見かけの太陽黄経に基づくEarth Dateも
SI秒に対して完全には一様に進みません。NEPPはその瞬間の進み方を
Earth Date Rate R = dED/dtとして同時に送ります。クライアントは受信した
値とRateを使い、次の同期まで表示を補間できます。
桁の感覚
概算では、Earth Dateの差は次の時間感覚に相当します。
| ED | およその時間 |
|---|---|
1 |
1年 |
0.01 |
3.65日 |
0.001 |
8時間46分 |
0.0001 |
52分36秒 |
0.000001 |
31.6秒 |
実際のSI時間との対応は、軌道速度によりわずかに変化します。